第九回目となる屋上緑化取材日記では、大阪駅前にある「大阪マルビル・大阪第一ホテル」を訪問しました。
昭和51年、JR大阪駅前に日本初の円筒形高層ホテルとして誕生した大阪マルビル・大阪第一ホテルは、大阪のシンボルタワーとして長年親しまれています。
中層棟の屋上となる7階では、青空のもとで挙式を行うことが可能になっています。昨年(2003年8月30日)には、完全独立型チャペル「ル・ヴェール」も誕生しました。その周辺には、天然芝と季節の花々に彩られた約300m2の屋上庭園が広がっています。
現在の状況に至るまでには、段階的に何度かのリニューアルが行われてきました。後から導入された芝生空間においては、建物に負担を掛けないよう、植栽基盤に1m2当り約60kgと超軽量で、天然芝の緑化が可能な「エコグリーンマットシステム」が使用されています。
このホテルに屋上庭園が設けられた目的や、効果、現在の状況について、株式会社マルビル・大阪第一ホテル 営業企画 課長の筒井紀彦さんにお話を伺いました。インタビューは、東邦レオ株式会社 根来 秀行です。ぜひご覧下さい。
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