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- 自動灌水システムトップ -灌水システムの概要
植栽地に灌水ホースやスプリンクラーをあらかじめ設置して、水やりを行うシステムです。
水やりのための弁の開閉の方法によって、手動・自動に分かれています。自動の場合は、コントローラーに灌水時間と頻度をセットしておけば、 自動で水やり管理ができます。
灌水計画をする際に確認が必要な項目をご紹介します。
植栽地の条件や植える植物の分類によって、灌水方法(点滴式灌水ホースかスプリンクラー)や、
灌水ホースを敷設する際のホースとホースの間隔(敷設ピッチ)などが変わります。
植栽地の条件・・・屋上(庭園型・薄層型)・外構など
植物の分類・・・芝生・地被類・低木・高木など
一次側給水管の口径により、敷設できる灌水ホースの延長やスプリンクラーの種類や数などが変わってきます。計画時には必ず確認が必要です。
0.2 | 0.25 | 0.3 | |
---|---|---|---|
プライムホース | 180 | 200 | 220 |
20 | 357 | 397 | 437 |
25 | 558 | 620 | 682 |
30 | 797 | 886 | 974 |
40 | 1424 | 1582 | 1740 |
50 | 2232 | 2481 | 2729 |
(単位:m) |
電磁弁を開閉させるコントローラーは、使用できる電源によりいくつかの種類があります。
- 1)AC100Vの電源が用意できる場合・・・電気式コントローラーが使用可能
- 2)AC100Vの電源が用意できない場合・・・電池式コントローラー
コントローラーはその種類により現場での設置の方法が変わってきます。詳細は当社にご相談ください。
当社の施工範囲は、二次側工事(自動灌水工事)となります。
工 事 区 分 | 内 容 |
---|---|
一次側工事(衛生設備工事) | 植栽エリアまでの給水(水栓およびバルブ止め) コントローラー内部までの電源供給 |
二次側工事(自動灌水工事) | 植栽エリア内の配管、コントローラおよび電磁弁ボックスセットの設置など |
現場ごとの対応 | 複数の独立した植栽エリアをつなぐ配管(渡り配管) 建築物内部に絡む配管・配線工事 |
灌水システムは、水やりの手間を軽減する便利なシステムですが、
などにより多大な損害が発生することがあります。これらを防ぐためには、
【定期的なメンテナンス】が必要です。