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- 【Customer's Voice】ゼネラルパッカー株式会社
ゼネラルパッカー株式会社
1961年の創業以来、食品、化学品、医療用品などを包装する自動包装機の専門メーカーとして、世界中から高い評価を得るゼネラルパッカー株式会社は、北名古屋市に本社を構え、世界各国にグローバルな展開を行っています。2014年11月に、社内インフラ整備の一貫として「屋上ラウンジ」を導入。その背景や社内外での評判などについて、システムソリューション部次長の稲垣さんに話を伺ってきました。
「今回、屋上ラウンジを導入することになったのは、2007年に建設した本社東館の屋上です。もともとここは建設当初から何もない空間で、喫煙する人のほかは出向くような場所ではありませんでした。見てのとおり食堂のすぐ隣から屋上へ出られるのですが、ガラス戸を開けるどころか、ブラインドも閉めたままでしたからね。偶然、常務から屋上の有効活用が出来ると聞いたので、そういったオフィスの整備もアリなんだと思うようになりました。私たちの会社は、技術者および開発者が全体の30%ほどを占めています。ずっと頭をフル回転させる人間にとっての『癒しの場』になるのでは?そう考えたときに、会社として前向きに検討しようとなったわけです。」
「まだ、完成してから1ヶ月ほどですが、はっきりした変化と言えば、常にブラインドを開けっ放しにしていることですね。陽が当たり、広々とした空間があるだけでこんなに違うのか・・・って(笑)。食堂横なので、天気の良い日は外でランチしたり、日向ぼっこで疲れを癒したりと、ガラス戸をまたぐ人間が多く見かけられますね。一番利用しているのは、社長かも知れませんが…(笑)。
あとは海外のお客様がお見えになった際、今までは工場や機械の見学しかなかったのですが、屋上が出来てからはこちらへも案内しています。こういった癒しの空間を見てもらうだけでも、会社の印象が違うと思いますからね。さらには学生さんに向けたリクルートなどで、福利厚生の一貫としてもアピールできます。今まで見せることもなかった場所が、逆に自慢の場所になった。会社にとってそれだけでも大きかったなって思いますよ。」
「今後は新入社員の歓迎会や、社内イベントにもどんどん活用していく予定です。完成時には社員が約100人集ってお披露目の昼食会を開催しました。外で食事をするのはとても気持ちが良く、普段よりコミュニケーションが取りやすいと好評でした。正直なところ、お酒も飲みたいのですが、ほとんどの人間が車通勤なのでね・・・。そこが悔しいところです(笑)。またゴーヤなどの野菜を育てる計画もしていて、ガーデニングも少しずつ取り入れたいなと考えています。
どこの会社もそうだと思いますが、部署が違うと接する機会って少ないじゃないですか?喫煙所ぐらいなら少しはあるんですけどね。だからこういった屋上のフリーラウンジを活用することで、新たなコミュニティが出来たり、アイデアが生まれたりしてもらえたらって。現代に合わせた空間づくりで垣根のない会社の風土を醸成していくこと。そのためにこのスペースをどれだけ活用できるかが、次なる我々の課題だと思っています。」